人生とは自分探しの旅 2021/01/16

若い頃，とにかく悩んでいた


人間関係とは

生き方とは

幸せとは

家族とは

価値とは


悩みを忘れる方法はとらなかった

悩みに向き合う日々だった

毎日，疲れていた


加藤諦三氏の本をはじめ，心理学の本を読み漁った

カウンセリングも受けた

知識は身についた

しかし，心は変わらない


22歳の時，インドを2か月旅した

何か解決の方法が見つかるかもしれない

何か劇的なことがあるかもしれない

そんなことを期待していた


カルチャーショックというか

なんなんだここはと感じるインドであった

驚くことはあっても解決方法は見つからない


しかし，旅を続けるうちに心で感じてくることがあった

インドの人々，とにかく必死で生きていた

喜怒哀楽はっきりしていた


気が付いたことがあった

みんな，ありのままの自分

自分の感情をありのままに受け入れている

人のための人生でなく自分の人生を生きている



「朝の一杯のコーヒーに幸せを感じることができれば幸せになれる」

この言葉の意味が，少しだけわかった

目の前の小さな幸せに気づくことなく

大きな幸せを求めていた自分だった


あの旅で

小さな一歩を踏み出せたと感謝している


アーリーリタイアして，コロナが収まったら

インドもまた，行く

そして，自分探しの旅を続ける


人生とは自分探しの旅